「なぁ、しりとりしようぜ」 突然隣で膝を抱えていた斎藤がそう切り出した。こんなに大勢人が集まっているのに知っているのはこの斎藤しかいない。 いや、まだ知り合いがいるだけましなのか。避難所は人でごった返していた。娯楽もないここではたしかにそう…
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